【2023年決定版】最強の親水性のガラスコーティング剤はどれ？市販のおすすめ商品をランキング形式で徹底比較

近年、ますます人気を博しているガラスコーティング剤の種類が「親水性」です。水玉が落ちている爽快感こそありませんが、雨染みになりにくいため、コーティング後のメンテナンスが楽チンと話題です。

カリペア編集部ではガラスコーティングはプロに依頼するのが一番！と推していますが、それでも自分での施工も価格が安く、より車に愛着が湧くため十分メリットはあります。

本記事では、市販の「最強の親水ガラスコーティング」を5つの観点から徹底比較。どこよりも詳細に、わかりやすく自分にぴったりの親水ガラスコーティング剤が見つかるはずです。

そもそも親水ガラスコーティングとは？疎水と撥水との違いについて

親水ガラスコーティングとは、3種類ある撥水性能のなかで「親水性」の特徴をもったガラスコーティングのことを指します。ほかには「疎水性」「撥水性」といった種類があります。

親水とは「水に親しむ（馴染む）」と書き、目に見えて水がコロコロ転がるといった撥水性能ではありませんが、その分雨染み（ウォータースポット）ができにくいといったメリットがあり、近年人気のガラスコーティングです。

他の耐水性能との比較をした表は、下記をチェックしてみてください。

	親水コーティング	疎水コーティング	撥水コーティング
接触角度	小さい (30°程度)	中程度 (50〜80°程度)	大きい (95〜105°以上)
水の流れ	流れる	流れる	転がる
光沢度	目立たない	目立たない	キラッと輝く
ウォータースポットへの耐性	強い	比較的強い	弱い
特徴 メリット デメリット	水染みができにくい 光沢が出にくい	バランスに優れる 親水性には劣る	光沢感が魅力 風で水滴が落ちる 水染みに弱い

親水ガラスコーティング剤の選び方

親水性ガラスコーティング剤は、メーカーの情報だけを見てしまうとどうしてもメリットのアピールになってしまうため、きちんとした選び方を知る必要があります。

特に耐久年数や仕上がりは、メーカーごとに大きすぎる差が出るわけではありません。カリペアがおすすめする観点は下記の3点です。

それぞれについて詳しく説明していきます。

1. 自分の車種にあった容量があるかを確認する

親水性のガラスコーティング剤の容量は、どのメーカーも20〜25mlサイズが多いです。一見すると少ないように思えますが、ガラスコーティング剤はよく伸びるため、車1台を施工するには十分な容量となります。

しかし、乗っている車種がSUVであったり、ミニバンであったりすると20mlのガラスコーティング剤だと少し足りないかもしれません。

特に自分でのガラスコーティングに慣れていない場合、多めに出してしまう可能性があるため、不安な方は25ｍlのガラスコーティング剤であれば安心です。

2. 使いやすい1液性のガラスコーティング剤を選ぶ

自分で行う親水性のガラスコーティング剤には、瓶が1つの「1液性」と、瓶が2つの「2液性」の2種類があります。

2液性の商品は硬化剤をコーティング剤に混ぜてから使用するのが一般的で、プロに好まれる仕様です。しかし、一度混ぜると手際よくコーティングを進めていかないと固まってしまうため、初心者には不向きといえます。

1液性であれば保存もきくため、1液性を選んでおけば間違いありません。

3. 付属品の充実さで選ぶ

親水性のガラスコーティングでは、通常下記の付属品があれば施工できます。

それぞれ最低2個、できれば3個あれば、余裕を持ってガラスコーティングが可能です。

他にもメンテナンス剤といった付属品や、傷を目立ちにくくする下地が付属したセットもあるため、できるだけ充実した付属品がある方が、お得です。

親水ガラスコーティング剤は価格だけ選んではいけない

カリペア編集部がおすすめしない親水ガラスコーティング剤の選び方は、ずばり「価格だけを重視して選ぶ」ことです。

高価なガラスコーティング剤のため、やはり最低でも8,000円以上してしまうのが相場。しかし、なかには4,000円台といった破格の価格で売っているコーティング剤もあります。

正直、価格だけで選んで購入したガラスコーティングならしない方がいいでしょう。

偽物といった可能性もありますし、仕上がりがいまいちな場合も多いです。一度施工してしまうと、なかなか大変なガラスコーティングだからこそ価格だけで選ぶのはおすすめしません。

カリペア編集部が定義した「最強の親水ガラスコーティング」の必要要素

カリペア編集部では最強の親水ガラスコーティング剤を決めるにあたって、どんな要素が重要かを検討し、以下の5つの観点で比較しました。

これらの要素を全て5点満点で採点し、平均点数の高さによって最強の親水ガラスコーティング剤を決定。Amazonでレビュー順に並べただけ、価格順に並べただけではない、真のランキング形式をお届けします。

最強の親水ガラスコーティング剤ランキングTOP5｜市販品

市販品の中で親水ガラスコーティング剤を5つを比較しました。

商品名	画像	カリペアスコア	購入ページ	評価スコア					価格	商品容量	耐久年数	耐水種類	付属品	メーカーページ
				使いやすさ	価格	Amazonスコア	見た目（艶）	耐久年数
ピカピカレイン PREMIUM		★4.46	公式HP	★5.0	★4.5	★4.3	★4.0	★4.5	¥9,980	25ml	3年	滑水性	スポンジ3個 マイクロファイバー1枚	公式HP
ファストガラス BASEセット		★4.42	Amazon	★4.5	★5.0	★4.6	★4.6	★4.0	¥9,750	20ml	3年	親水性	コーティングアプリケーター2個 マイクロファイバー4枚	公式HP
ピカピカレイン TOP SUPER		★4.30	公式HP	★4.5	★5.0	★4.0	★4.0	★4.0	¥8,950	25ml	3年	親水性	スポンジ3個 マイクロファイバー1枚	公式HP
SCHILD 親水ガラスコーティング		★4.00	Amazon	★4.0	★3.5	★4.0	★4.5	★4.0	¥12,100	25ml	3年	親水性	メンテナンス剤290ml スポンジ2個 施工ステッカー	公式HP
LOTUS SHIELD SL-003		★3.92	Amazon	★4.0	★3.5	★4.1	★4.0	★4.0	¥13,253	25ml	3年	親水性	スポンジ2個 マイクロファイバー2個 化粧箱	公式HP

第1位：ピカピカレインPREMIUM（プレミアム）｜株式会社トップラン

• 使いやすさ: ★5.0
• 価格:★4.5
• Amazonスコア: ★4.3
• 見た目（艶）: ★4.0
• 耐久年数: ★4.5

価格	9,980円（税込）
商品容量	25ml
耐久年数	3年間（公的機関テスト）
耐水種類	滑水性（超親水×撥水性）

仕上がり・スペックが◎ 万人におすすめの最強のガラスコーティング剤

ピカピカレインPREMIUMが、カリペア編集部が選ぶ最強の親水性ガラスコーティング剤ランキング1位になりました。

大型ワゴンやSUVであれば1本だとギリギリですが、多くの普通車であれば半分ほどのサイズで施工完了。実質2回分の量なので、コスパに優れた一本です。

艶もピカピカになるため満足の仕上がり。親水性と撥水性を兼ね備えた滑水性のため、雨染みにも強く、選んでおけば間違いないガラスコーティング剤といえます。

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第2位：ファストガラス・BASEセット｜ながら洗車

• 使いやすさ: ★4.5
• 価格:★5.0
• Amazonスコア: ★4.6
• 見た目（艶）: ★4.0
• 耐久年数: ★4.0

価格	9,750円（税込）
商品容量	20ml
耐久年数	3年間
耐水種類	親水性

付属品が多くコスパが良いも、容量が一歩及ばず

ファストガラス・BASEセットは、多くのガラスコーティング剤を販売するながら洗車の売れ筋商品です。付属品が充実しており、マイクロファイバーも4枚付きで、これだけ買えば自宅でガラスコーティングが十分に可能です。

しかし、本体容量が20mlとやや少なめの印象。普通車レベルであれば問題なく施工できまうが、ミニバンやSUVといった大型普通車ではやや不安が残ります。

仕上がりは文句なしのピカピカ、撥水性も申しないため、乗っている車種によっては買っておいて損はないでしょう。

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第3位：ピカピカレイン-TOP SUPER（トップスーパー）|株式会社トップラン

• 使いやすさ: ★4.5
• 価格:★5.0
• Amazonスコア: ★4.0
• 見た目（艶）: ★4.0
• 耐久年数: ★4.0

価格	8,.950円
商品容量	25ml
耐久年数	3年間
耐水種類	親水性

お手頃価格のピカピカレイン。初めてならこちらでも◎

ピカピカレインPREMIUMよりも、1,000円ほど値段が安く、比較的手が出しやすいのがピカピカレインTOP SUPERです。しっかりと目に見て実感できるほどの大きな差はないため、特にこだわりがなければ、TOPSUPERの購入でも満足できるでしょう。

しかし、最後の拭き上げで使用するマイクロファイバーが1枚なのが物足りないところ。最低でも2枚、欲をいえば3枚は持っておきたいため、別途用意する必要があります。

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第4位：SCHILD-親水ガラスコーティング｜IIC

• 使いやすさ: ★4.0
• 価格:★3.5
• Amazonスコア: ★4.0
• 見た目（艶）: ★4.5
• 耐久年数: ★4.0

価格	12,100円（税込）
商品容量	25ml
耐久年数	3年間
耐水種類	親水性

メンテナンスを見据えたセットも、硬化時間がややネック。

SCHILD 親水ガラスコーティングは、ガラスコーティング施工業者大手のIICが手掛けるオリジナルブランドです。プロが用いる品質を、手頃な価格で販売しています。

ガラス濃度は高ければ被膜が強固になり酸化や紫外線に強くなりますが、その濃度を35％配合。高い耐久性が期待できます。

しかし、ガラスコーティングの硬化時間が最低12時間とやや長いのがネックです。コーティング当日は車に乗れないという不便さが残る結果となりました。

仕上がりはプロ御用達とあって抜群。メンテナンス剤も付属しているので、長くセルフケアができる商品です。

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第5位：LOTUS SHIELD （ロータスシールド）SL-003-シュアラスター

• 使いやすさ: ★4.0
• 価格:★ 3.5
• Amazonスコア: ★4.1
• 見た目（艶）: ★4.0
• 耐久年数: ★4.0

価格	13,253円（税込）
商品容量	25ml
耐久年数	3年間
耐水種類	親水性

仕上がりは◎ 高価なのと初心者には施工が難しい結果に

コーティング剤メーカーのシュアラスターが独自開発したガラスコーティングで、撥水性と耐久性に優れる商品です。

仕上がりや光沢は艶があり、汚れにも強いというスペックで満足いくガラスコーティング剤ですが、2液性（混ぜるだけだが使い切りタイプ）や、一切の失敗が許されないギリギリの容量など、コーティング初心者にはやや難しい結果に。

ある程度ガラスコーティング施工経験があり、他のコーティング剤を探している方にはおすすめの一品です。

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業者用・親水性のガラスコーティングはAmazon・楽天で購入可能

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	G.Guard	PGPガラスコーティング	クォーツ	G’ZOX リアルガラスコート
光沢度 (輝き)	自然な仕上がり	自然な仕上がり	艶が少ない	深みのある艶
耐季節性 (温度・湿度変化）	約700℃	約800℃	優れた耐熱性	優れた耐熱性
耐水種類	滑水性 or 親水性	滑水性（疎水・撥水）	親水性	撥水性
耐傷性 (キズへの強さ)	最大10Hの硬度	10Hの硬度	9H	擦り傷試験
耐薬品性	セラミックと同等	産業分野に応用	産業分野に応用	耐アルカリ性
持続性 (寿命)
費用	￥￥	￥￥￥	￥	￥
特徴	重ね塗り可 ムラが少ない	優れた密着性 高い硬度	ロングセラー商品 自浄効果が強い	ロングセラー商品 コスパ良

以上で紹介した親水ガラスコーティング剤は市販品で、全て通販サイトで購入可能です。

なかには業者が使う業務用のガラスコーティング剤をほしいという方もいるかと思います。G’ZOXといった業務用ガラスコーティング剤は、実は小分けにされてAmazonや楽天で購入可能です。

しかし、プロが使用するガラスコーティング剤は、専用の施工設備を前提とした仕様であることが多いので、自宅やガレージで行うのにはあまり向いていません。

それでもプロ仕様のクオリティを…と思う方は、ぜひ検索してみてください。

最強の親水ガラスコーティング剤を選ぶにあたってよくある質問

最強の親水ガラスコーティング剤でDIY施工を楽しんでみよう

カリペア編集部が最強の親水ガラスコーティング剤を比較し、選んでみました。

結果としては「ピカピカレイン PREMIUM」が万人におすすめで、仕上がりも満足の最強の親水ガラスコーティング剤となりました。

手に取って後悔することはありませんので、ぜひチェックしてみてください。